ヘアケア

【AGAの症状】初期症状でかゆみ?薄毛の段階をセルフチェック!

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日本人男性の約3割が発症するAGA。毎朝枕に落ちた抜け毛を数えて、ため息をついている方も多いのではないでしょうか?

抜け毛が増えると「ついにきたか!」と心配になってしまいますよね。親族にハゲている人が多ければ尚更です。

でも、その抜け毛は本当にAGAによる抜け毛でしょうか。抜け毛の原因がAGAであれば、AGAの治療を始めることで薄毛を改善できる可能性は高いです。しかし、原因がAGAでなければ、AGA用の治療をしても意味がありません。

そこで、抜け毛が心配になってきたら、まずは「AGAの初期症状」を知っておくことが大切。今回は、AGAの初期症状をはじめ、どのようにAGAが進行していくのか詳しく解説していきます。

また、「自分の薄毛はどの段階なのか?」を知るためのセルフチェックの方法も紹介しますので、参考にしてください!

そもそもAGAとは?

AGAとは、日本語で言うと「男性型脱毛症」のこと。AGAには、男性ホルモンが深く関わっており、基本的に遺伝します。

AGAでは、額の後退や頭頂部が薄くなるといった脱毛部分がパターン化しているのが特徴的で、多くの場合は思春期以降の男性に発症し、日本人男性の20代で約1割が、40代男性の約3割が発症します。

AGAの原因

AGAの原因を簡単に言うと、ヘアサイクルの乱れです。通常のヘアサイクルは「成長期→退行期→休止期」となっており、成長しきった髪の毛は休止期に入ることで自然と抜け落ちます。

通常でも抜け毛は1日に100本前後抜けますが、正常なヘアサイクルで抜け落ちた髪の毛は太く、毛根がしっかりとしています。

一方で、AGAを発症している場合、成長期の髪の毛が十分に成長する前に髪の毛が抜け落ちてしまいます。なので、抜け毛は細く短く毛根が小さいのが特徴的です。髪の毛が健康に育つ前に抜けてしまうので、徐々に髪のボリュームがなくなり地肌が透けて見えるようになってしまうのです。

aga 髪の毛 周期

そして、このヘアサイクルの乱れに関わるのが男性ホルモンの一種であるテストステロンです。これが5αリダクターゼという酵素と結びつき、ジヒドロテストステロンになることで、毛乳頭に作用し抜け毛の原因となるのです。

こういった生まれつきのAGAになりやすい体質に加えて、生活習慣や頭皮環境の悪化も抜け毛を誘発する要因となります。

AGAの薄毛と他の薄毛との違い

AGAによる薄毛の場合、額の後退や頭頂部の薄毛など、髪の毛が薄くなる部位がパターン化されています。それに比べてAGA以外の薄毛では、髪の毛が抜ける部位はさまざまです。

頭皮環境の悪化による頭皮の炎症やフケが原因となっている抜け毛の場合は、AGAのように特定の部位の脱毛だけではなく、頭部全体で抜け毛が増えます。これは、頭皮環境を改善すれば抜け毛も収まります。

頭皮環境を改善するための手段は様々ですが、もっとも手軽で効果的なのがシャンプーを帰るというもの。以下でメンズにおすすめのシャンプーをご紹介していますので、参考にしてください。

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また、円形脱毛症の場合は、突如として一部の髪の毛が円形に脱毛するので、AGAの抜け毛との違いは一目瞭然ですね。

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遺伝

結論から言うと、AGAは遺伝します。父親がハゲていると自分もハゲるのではないかと不安になりますが、実際には母方からの遺伝の影響が大きくなります。

女性である母親ではAGAを発症しないので、母方のおじいさんを参考にしてみましょう。母方のおじいさんやおじさんなどにAGAの人がいれば、遺伝する確率はかなり高いです。

ただし、親戚にハゲている人が多いからといって、100%遺伝するわけではないので、悲観的になりすぎないようにしましょう。

ストレス

AGA ストレス

AGAは生まれつきの体質が大きく影響するのですが、過剰なストレスはAGAに悪影響を及ぼします。なぜなら、過剰なストレスは血行不良や睡眠不足、それらによるホルモンバランスの乱れなどで健康な髪の毛が育ちにくくなってしまうからです。

ストレスが直接的にAGAを引き起こすことはありませんが、AGAの進行を早めてしまう要因となります。

生活習慣・食生活

生活習慣や食生活もAGAの症状を悪化させてしまう原因となります。

男性の場合でも、体内には女性ホルモンと男性ホルモンの両方があります。そして、女性ホルモンにはAGAの原因である男性ホルモンの働きを抑える働きがありるのです。

ホルモンバランスが乱れてしまうと、男性ホルモンが過剰に働き抜け毛を誘因してしまうことがあります。なので、ホルモンバランスを整えるということは、男性の場合でもとても大事なのです。

食生活に関しては、動物性脂質の摂り過ぎは過剰な皮脂分泌による頭皮環境の悪化につながりますし、過剰なダイエットは栄養不足により髪の毛まで十分な栄養が回らなくなります。

つまり、一般的に不健康と言われる生活習慣や食生活はAGAにとっても悪影響を及ぼすのです。もちろん、喫煙や過度の飲酒がAGAに良くないということは言わずもがなですね。

AGAの初期症状

AGAの初期症状

AGAは症状の軽いうちに治療や対策をとれば、効果を実感することができます。薄毛を最小限に留めるためにも、初期症状を見逃さないようにしましょう。

髪が細くハリがない

AGAの初期症状として最も特徴的なのが「細く短い抜け毛」です。通常のヘアサイクルだと、太くてハリのある髪の毛が抜けますが、AGAを発症しヘアサイクルの乱れが出ると、髪の毛が健康に成長しきる前の段階で抜けてしまうのです。

自分はAGAかもしれない、親族にもAGAの人が多い、という方で細く短い抜け毛が増えてきた場合には、早めに対策・治療を始めましょう。

抜け毛が増える

通常のヘアサイクルの場合でも1日に100本前後の抜け毛はあります。特に、シャンプー時にはある程度の本数が抜けるのは当然のこと。

注意すべきは、シャンプー時の抜け毛が明らかに増えてきた、そして、朝起きた時に枕に抜け毛が目立ってきた時です。しかも、枕についた髪の毛が短く細い未熟な場合には、AGAによる抜け毛の可能性が高くなります。

AGAの初期症状にかゆみはある?

AGAの初期症状で気になるのが、頭のかゆみという方も多いのではないでしょうか?

ですが、AGAの抜け毛の原因は主に男性ホルモンの過剰な働きです。なので、症状としてかゆみが出ることはあまりありません。

頭のかゆみが気になる場合には、体質に合わないシャンプーを使っていたり、乾燥により頭皮が炎症を起こしていることも考えられます。その場合には、頭皮の炎症など原因を取り除けば、かゆみや抜け毛も治まることがほとんどです。

頭のかゆみやフケがひどい場合には、皮膚科を受診してみましょう。

AGAの発症時期は

AGAは加齢とともに発症率が上がります。日本人男性では20代の10%、30代の20%、40代の30%、50代では40%がAGAと言われています。

年齢とともに上がるAGAの発症率ですが、20代という若さでも10人に1人はAGAを発症しているのです。

中には、10代でも発症している男性もいます。思春期を過ぎた男性であれば、誰でもいつでもAGAを発症する可能性があので、自分は関係ないと思わずに、しっかりと備えておきましょう。

AGAの段階をセルフチェック!

客観的には判断しづらい「自分の薄毛」。そこで、薄毛治療の現場でも使われている判断基準でAGAのセルフチェックをしてみましょう。

AGA対策は、早い段階で始めた方が効果を実感することができます。自分の薄毛に甘い判断は下さず、現実を受け止めましょう。

ハミルトン・ノーウッドの分類と高島分類

脱毛症治療の現場で、脱毛の進行度合いを視覚的に判断する基準となっているのが「ハミルトン・ノーウッド分類」です。

ハミルトン・ノーウッド分類(AGAの進行状況)

ですが、ハミルトン・ノーウッド分類は元来、欧米人仕様の分類法です。そこで、一般的な日本の治療現場では、日本人仕様にアレンジした「高島分類」が採用されています。

というのも、欧米人のAGAでは、額の後退から進む場合が多いのですが、日本人のAGAでは、頭頂部から薄くなる人が多いのです。

ハミルトン・ノーウッド分類と高島分類は、全く異なるわけではなく、ハミルトン・ノーウッド分類に頭頂部の薄毛症状を一部加えたものが高島分類となっています。

AGAの薄毛段階は7つの段階に分けられています。そこからさらに、額の後退から進むM型と、頭頂部の薄毛(Vertex型)から進むO型に分類されます。それぞれ「軽症→中等症→重症」に分けられますので、詳しく見ていきましょう。

軽症

分類レベルI~IIとII(Vertex型)。レベルIだと、見た目で薄毛かどうかはわかりませんが、抜け毛が増えるなどの自覚症状が出ることもあります。

レベルIIになると、額の後退を自覚しますが、見た目には問題ない程度。II(Vertex型)だと、額の後退に加えて頭頂部の薄毛が気になり始めます。

この時点でAGA治療を始めると、AGAの症状が進行せず、高い割合で治療効果を実感することができます。

中等症

分類レベルIII~IVとIII(Vertex型)。レベルIIIになると、額の後退がはっきりと分かるようになります。

レベルIII(Vertex型)では、はっきりとした額の後退に加えて頭頂部の薄毛も目立ってきます。そしてレベルIVでは額の後退が進み、ほぼ髪の毛がない状態の頭頂部まで差し迫るので、AGAによる薄毛ということが一目瞭然に。

レベルIII~IVでは、進行具合によっては内服薬と育毛注射の併用や、植毛も治療の選択肢となります。

重症

分類レベルV~VII。レベルVでは額の後退が進み、髪の毛がなくなった頭頂部と繋がりそうな状態に。

レベルVIでは額の後退と髪の毛のない頭頂部がほぼ繋がってしまいます。レベルVIIでは額から頭頂部が繋がり髪の毛がない状態。髪の毛は側頭部や後頭部のみに生えています。

レベルV~VIIでは、毛根部分が死んでしまっている場合、AGA治療でも発毛効果を期待することはできません。髪の毛のない面積が広ければ、植毛も難しくなってしまいます。その場合には、増毛シールやカツラの使用が選択肢となります。

初期段階なら治る? 簡単にできるAGAの対策方法

初期段階なら治る? 簡単にできるAGAの対策方法

AGAの症状を実感していても、放置していれば症状はどんどん進行します。

先の項目でも解説しましたが、症状が進行してしまってからでは、治療効果を実感するのが難しくなってしまいます。

そして、AGAは治療したからといって治るものではなく、薄毛の程度を最小限にとどめて、維持するための継続治療が必要になります。

とは言っても、頭皮環境を整えて健康な髪の毛が育つようにすることはとても重要で、AGAの専門クリニックでも、治療の一環として頭皮環境の改善があげられます。

そこで、自分でも簡単に始められるAGA対策をご紹介します。

育毛剤

ドラッグストアなどで市販されており、手軽に始められる「育毛剤」。育毛剤の働きとしては、頭皮の炎症を抑え頭皮環境を整える、血流改善により健康な髪の毛を育てるなどがメインとなります。

育毛剤を選ぶ際に目安となるのが、有効成分や効果ですが、その他にもスプレータイプや液体式など、使い勝手の良さも考慮するようにしましょう。

そして、意外と見落としがちなのが育毛剤のニオイです。多くの育毛剤はスッキリとした男性らしい香りが特徴的ですが、「おじさん臭いニオイ」と感じる利用者もいますので、苦手な方は無香料タイプを選ぶようにしましょう。

発毛剤

育毛剤が医薬部外品であるのに対して、発毛剤は医薬品扱いとなります。両者のもっとも大きな違いは、

  • 育毛剤:発毛促進効果がある
  • 発毛剤:実際に髪を生やす「発毛効果」がある

発毛剤のみ、実際に髪を生やす効果が認められています。

また、発毛剤は医薬品ではありますが、現在は大正製薬の「リアップ」とスカルプDの「メディカルミノキ5」は通販やドラッグストアで購入することができます。

発毛剤について、より詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

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シャンプー

シャンプーは毎日のことなので、頭皮環境を整える上で重要なアイテムです。

何を選べばいいかわからないという男性におすすめしたいのが、「アミノ酸シャンプー」です。

アミノ酸シャンプーの特徴は、適度な洗浄力で頭皮の脂質を取り過ぎないことにあります。一般的な男性用シャンプーは、スッキリとした洗浄力で洗い上がりの爽快感が特徴的ですが、洗浄力が強いため頭皮が乾燥してしまうこともあります。乾燥し過ぎると、それを補おうとして皮脂が過剰に分泌され、毛穴汚れの原因など頭皮環境の悪化に繋がるので注意が必要です。

また、シャンプー時には頭皮をこすらないようにして、指の腹で優しくマッサージをするように洗髪しましょう。シャンプー剤が頭皮に残らないようにしっかりと洗い流すことも重要です。

さらに、洗髪後は自然乾燥させている男性も多くいますが、タオルドライの後はドライヤーで乾かすようにしましょう。なぜなら、濡れた状態の髪の毛は傷みやすく、頭皮にも菌が繁殖しやすくなっているからです。

ドライヤーで8割方乾いたら、冷風に切り替えることで熱によるダメージを防ぐことができるので、試してみてください。

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サプリ

普段の食事では不足しがちな栄養素をサプリメントで補うことも、AGAの症状を緩和するためには効果的です。AGA対策で摂取する場合には、ホルモンバランスに関与する「ノコギリヤシ・カプサイシン・イソフラボン」、健康な髪の毛の原料となる「亜鉛・ウコン・ビタミン・ミネラル」、血流が良くなる「ビタミンE・イチョウ葉エキス・高麗人参・アミノ酸」などを含有するサプリがおすすめです。

ただし、サプリを摂取したからといって、食生活が乱れたままでは元も子もありません。あくまでも、栄養バランスに気を付けた食事を基本として、サプリは補助的な栄養素と考えましょう。

また、サプリでAGAが治るということはありません。仮にAGAが治るのであれば、それはサプリではなく医薬品であり、医師の診断が必要なものです。稀にAGAが治ると謳っているサプリがありますが、悪質な広告なので、引っかからないように注意しましょう。

AGA専門クリニック

ここまで自分でもできるAGA対策をご紹介してきましたが、最後にAGA専門のクリニックについてもご紹介します。

AGAの薄毛対策として何よりも効果的なのが専門クリニックでの治療です。クリニックでは、まずカウンセリングから始まり、自分の薄毛状態をプロの目でしっかりと診察してもらえます。

そして、AGAの症状にあわせた、最適な治療を受けることができます。脱毛抑制と発毛効果の内服薬や外用薬が処方されることが多いですが、それだけで満足のいく治療効果が得られなかった場合には、発毛注射や植毛といった選択肢もあります。

また、AGA治療の場合、基本的に保険適応外となりますし、医療費控除の対象ともなりません。これは、皮膚科を受診してAGAと診断された場合でも同様です。なので、病院や専門クリニックで治療を受ける場合には、それなりの費用がかかることは覚悟しましょう。

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まとめ

日本人男性の約3割が発症するAGA。抜け毛が増えると「ついにきたか!」と心配になってしまいますよね。親族にハゲている人が多ければ尚更です。

ですが、AGAは遺伝するとは言っても確率は100%ではありません。AGA以外が原因の抜け毛に対してAGAの対策をしても効果はありませんし、その逆も然りです。

まずは、自分の薄毛は本当にAGAなのかをセルフチェックでハッキリとさせましょう。薄毛の原因がわかれば、抜け毛を防ぐ、発毛を促す治療や対策を講じることができますね。

セルフチェックでは、どうしても客観的に判断することが難しい…。という方は、専門クリニックの無料カウンセリングを試してみるのもおすすめです。抜け毛に関する心配事をカウンセリングで聞いてもらうだけでも気分が晴れますよ。