ボディケア

髭の毛周期を理解して無駄なく永久脱毛。間隔が短いと無駄打ちになることがあるので髭が成長期に入るまで待とう

髭の毛周期を理解して無駄なく永久脱毛・間隔が短いと無駄打ちになることがあるので髭が成長期に入るまで待とう

髭脱毛をしようとクリニックに通い始めた際に気になる「早く脱毛したいのに、どうして1ヵ月以上も間隔を空けなければいけない?」と思う方も多いはず。

ですが、髭には毛周期があり、髭が毛乳頭と繋がっていない退行期や休止期にレーザーなどを照射しても脱毛効果が得られないのです。

脱毛効果のない時期にレーザーなどを照射しても、それは無駄打ちとなり、貴重な1回分を無駄にしてしまうのです。

効率よく髭脱毛するためには「なんとなく」でもいいので、毛周期を理解しましょう!

髭の毛周期とは

髭の毛周期とは
髭に限らず、体毛には「毛周期」があります。脱毛施術を受ける前に毛周期を理解しておいた方が、髭脱毛にかかる期間や施術の間隔などの計画を立てやすくなります。

少し面倒ですが、髭の毛周期について簡単に説明していきますので、髭脱毛を考えている男性は参考にしてください。

毛周期には成長期・退行期・休止期がある

まず、毛周期には「成長期→退行期→休止期」という3つの期間があります。成長期を「初期成長期→成長期」と2つに分けて4つの期間で考える場合もありますが、3つにわけるか4つにわけるかはあまり気にしなくても問題ありません。

簡単に言うと、髭が「生えて、伸びて、自然に抜け落ちる」周期を3~4つの期間に分けたのが毛周期です。

髭が成長する成長期

成長期の髭は、毛乳頭から栄養分を受け取りグングンと成長します。髭の成長期の期間については、個人差もあるため一概には言えません。

毛抜きで引っ張っると、痛みが伴いなかなか抜けない髭は成長期の髭です。

髭の成長が止まる退行期

成長期を終えたヒゲは退行期に入ります。退行期の髭は、毛乳頭から徐々に離れてしまうので、栄養を受け取ることはできなくなり髭の成長はストップしてしまうのです。

退行期の髭は、毛抜きや指で引っ張っても痛みはなく、簡単に抜くことができます。

髭が抜け落ちる休止期

退行期が進むと、休止期に入ります。ここまでくると、髭の毛根は皮膚の浅い所まで上がってきているので、ちょっとした刺激で簡単に抜け落ちます。

タオルで顔を拭いた時、指で髭をこすった時に抜け落ちてくるのは、休止期に入って自然脱毛した髭です。

退行期と休止期、2つを合わせた期は間約1ヶ月となります。成長期・退行期・休止期3つの期間を合わせると、5ヶ月から1年半くらいで1本の髭は自然脱毛すると考えられます。

脱毛が効果的なのは成長期

脱毛が効果的なのは成長期
レーザー脱毛や光・フラッシュ脱毛では、髭の黒い色素に反応させて毛乳頭や毛母細胞に作用します。分かりやすくいうと、髭を導火線のようにして毛乳頭や毛母細胞に作用するのです。(導火線というのはあくまでイメージとしてです)

このため、脱毛効果を得るには髭と毛乳頭や毛母が繋がった状態でいないとダメなのです。

成長期ならレーザーが効果的に毛乳頭に作用する

毛乳頭や毛母細胞と髭がしっかりと繋がっているのは、成長期です。栄養成分を受け取るためにしっかりと繋がり、根元から成長していきます。

なので、この時期にレーザーや光・フラッシュを照射すると、毛乳頭や毛母細胞にしっかりとダメージを与えることができるのです。

退行期はレーザーが毛乳頭や毛母細胞まで届かない

髭が退行期に入ると、髭が徐々に毛乳頭や毛母細胞と離れてしまいます。そうなると、レーザーや光・フラッシュの作用が毛乳頭や毛母細胞まで届かないのです。

先に説明したように髭を導火線と考えると、導火線が途中で切れてしまい不発に終わるイメージです。

なので、退行期の髭に照射しても脱毛効果を期待することができないのです。

休止期はレーザーが毛乳頭や毛母細胞まで届かない

休止期の髭は、毛穴にあるだけなので、触ると簡単に抜け落ちる状態です。もちろん毛乳頭や毛母細胞とは繋がっていません。

そのため、退行期と同じ仕組みで、休止期の髭に照射しても脱毛効果はありません。

効果的な脱毛間隔

効果的な脱毛間隔 
レーザーや光・フラッシュ脱毛は成長期の髭に照射しなければ効果がないということはお分かりいただけたかと思います。

では、毛周期も考えた脱毛間隔はどうなるのでしょうか?毛周期や髭の成長速度には個人差がありますが、大体の目安を説明します。

1回目から2回目の間隔は1ヶ月半が目安

初めての髭脱毛、1回目では通常の照射力よりも弱く設定して施術を行うクリニックやエステがほとんどです。というのも、肌トラブルを防ぐための様子見として1回目を行うからです。

照射パワーが弱い分、毛乳頭や毛母細胞に与えるダメージも弱くなっていることが考えられます。なので、1回目から2回目の施術はあまり間を空けず、1ヶ月から1ヶ月半を目安に行うのがいいでしょう。

「1ヶ月から1ヶ月半よりも前に、2回目を受けたい!早く脱毛したい!」と思う方もいるかもしれませんが、先に説明した毛周期のことを考えると、間隔を空けない照射は無駄になってしまう可能性が高いのです。

たとえば、1回目に照射した時に退行期・休止期だった髭が成長期に入るには約1ヶ月かかるのです。1回目と2回目の間隔を2週間だけ空けて照射した場合、髭はまだ成長期に入っていないので、脱毛効果を得ることはできません。

毛穴により、毛周期が異なるので一概には言えませんが、「早く脱毛したい!」と思っても、適切な間隔を空けるのが無駄なく脱毛できるポイントといえます。

3回目以降は2ヶ月以上間隔をあける場合も

照射が3回目くらいになると、髭脱毛を始める前よりも明らかに髭が細く少なくなり、伸びる速度も遅くなってきます。

成長期の髭が生えそろうまでの時間もかかるようになってくるので、脱毛期間を当初よりも長く空けた方が無駄なく効率的に脱毛することができます。

大体の目安となる脱毛間隔は、2ヶ月くらい。場合によっては3ヶ月空けることもあります。

毛周期には個人差があるので間隔は人それぞれ

脱毛施術の間隔について説明してきましたが、期間はあくまでも目安としてください。というのも、髭の毛周期には個人差がありますし、毛穴一つ一つで毛周期にずれがあるからです。

肌表面に出ている髭のうち、成長期の髭は全体の約20%と言われています。なので、1ヶ月半の間隔で5回施術すれば約100%の髭が成長期中に照射を受けたことなります。

ただし、繰り返しになってしまいますが、毛穴ごとに毛周期は異なるので5回施術すれば完璧にツルツルに脱毛できるわけではありません。所々に伸びてくる髭を脱毛するために6回目の施術が必要になってくる方もいます。

髭が濃くて範囲の広い方では、もっと必要になることも。施術間隔や回数は、無駄打ちが出ないように施術スタッフと相談しながら決めていくようにしましょう。

脱毛間隔が短いor長いとどうなる

脱毛間隔が短いor長いとどうなる
効果的な脱毛期間は先に説明した通りなのですが、計画通りには進まないこともありますよね。仕事、学校・家族や友人との付き合い・・・、休日では消化しきれない行事や用事が沢山あると、どうしても髭脱毛は後回しになってしまい、自然とフェードアウト。

なんて事態を避けるためにも、照射間隔が短すぎるor長すぎるとどのような影響があるのか、知っておきましょう。

結論としては、多少期間が空いてしまっても問題はありません。ただし、短すぎると脱毛1回分の無駄使いになってしまうことがあるので、注意しましょう。

脱毛間隔が短すぎると無駄打ちになる

レーザーや光・フラッシュ脱毛が成長期の髭に作用することは、先に説明した通りです。たとえば、照射間隔を2週間しかあけなかった場合で考えてみます。

前回の照射時に退行期・休止期の髭が100本あったとします。照射から2週間後には50本が成長期に入り、4週間後には残り50本も成長期に入りました。

そうなると、2週間後に照射した場合は50本の髭に脱毛効果がありますが、4週間後に照射すれば100本の髭に脱毛効果があるのです。

結果的に考えると、4週間後に100本まとめて照射できるのだから、2週間後に照射した分は無駄打ちとなってしまうのです。

上記の数字はあくまで例えなので、実際にこのような変化があるわけではありません。

1回目から2回目の間隔は長く空けすぎない方がいい

照射期間はある程度空ける必要がある、と説明してきましたが、例外があります。それは、初回照射から2回目の照射間隔です。

初回は初めてレーザーを受ける肌への負担を考えて、通常よりも弱めのパワーで施術されます。そのため、毛乳頭や毛母細胞へのダメージも通常よりは軽くなっているのです。

なので、2回目の施術は初回から1ヵ月から2ヶ月の間隔でくるように言われることがほとんどです。

この辺は、施術者のアドバイスを参考にして次回の予約を入れるようにしましょう。

施術回数を重ねるごとに髭は薄くなり、伸びるのも遅くなってくるので、そうなると多少施術期間が空いてしまっても問題ありません。ただ、あまり長い間通わないと脱毛しに行くのが面倒になってしまうことも。

「だいぶ薄くなったから、もう行かなくてもいいか。」と思うかもしれませんが、契約回数が残っているのであれば最後まで通って、納得の仕上がりになってから終了するのがおすすめです。

成長期の髭の特徴

成長期の髭の特徴
「レーザーなどは成長期の髭に作用する」とはいっても、どの髭が成長期なのかなんてわかりませんよね。

そこで、自分で判断できる成長期の髭について説明します。感覚的なチェック方法になりますが、簡単なので参考にしてください。

施術後髭の濃さが安定した時

髭脱毛直後は、肌表面に出ている髭がなくなります。これは、脱毛したわけではなく、照射による熱で焼き切られている為です。

なので、髭が伸びてくると元のヒゲ状態に。ただし、照射による毛乳頭や毛母細胞へのダメージがあるので、数日後にはポロポロと抜けてくる場合も。そして、髭がしっかりと生えていない影響で髭を剃りにくくなるケースもあります。

施術後には不安定な状態の髭も、日を追うにつれて元のヒゲ状態に戻ってきます。これは、退行期や休止期だった髭が成長してきたためですね。髭の濃さが元の状態に戻れば、成長期の髭が揃ったと考えることができます。

「髭脱毛の効果があったのは数日だけ。日が経つと元に戻ってしまった。」そう思ってしまいますが、それは間違い。

次回の照射は、新たに伸びてきた髭に脱毛作用するのです。これを繰り返していくうちに、新たに生える髭が徐々に減っていく、という仕組みです。

髭を引っ張っても簡単には抜けない

成長期の髭は、毛乳頭としっかりと繋がっているので、指で引っ張ったくらいでは簡単に抜けません。毛抜きで抜けば抜けますが、痛みがありますし出血することも。成長期の髭を毛抜きで抜くのは、毛乳頭を傷つけ毛周期が乱れる原因となるので、絶対にやめましょう。

逆に指で引っ張ると簡単に抜けてくる髭は、退行期や休止期の髭です。

脱毛が完了するまでの期間

脱毛が完了するまでの期間

髭脱毛が完了するまでの期間は、人により大きく異なります。個人差があるといっても、1~2ヶ月で髭脱毛が完了する、ということはほぼありません。

また、脱毛方法によっても完了するまでの期間に差が出てきます。エステで行われる光・フラッシュ脱毛よりもクリニックで行われる医療レーザーの方が、少ない回数で効果を実感することができます。

ニードル脱毛であれば、毛周期はあまり影響しないのでレーザーよりも短い間隔で施術することができます。ただし、痛みと金額が大きいので簡単に挑戦できる脱毛方法ではないかもしれませんね。

こちらの項では、医療レーザーの場合は脱毛完了までにどれくらいの期間がかかるのかを解説していきます。

5回コースなら最低でも7ヶ月はかかる

髭脱毛5回コースで、施術間隔を毎回1ヶ月半とったとすると「1、5ヶ月×5回=7、5ヶ月」となります。通常は、回数を重ねるごとに施術期間が長くあくので、最短でも7、5ヶ月はかかると考えましょう。

ただし、髭を少し薄くしたい・部分的に脱毛したい・髭剃りを楽にしたい、程度であれば施術回数がこれよりも少なくなり、完了までの期間も短くなります。

髭の濃さ、部分脱毛、完全脱毛かによって異なる

生えている髭の本数が多ければ多いだけ、脱毛完了までには長い期間がかかってしまいます。また、ひげの痕跡を全く残さずツルツルにしたい、という場合も同様です。

髭の濃い人がツルツル肌を目指すのであれば、髭脱毛5回コースでは無理があります。10回コースや無制限コースを選ぶと安心ですが、脱毛完了までには2年ほどかかる場合も。ただ、脱毛完了前であっても、確実に髭はうすくなり髭を剃らなくてもいい状態に近づいているはずです。

まとめ:髭の毛周期に合わせて脱毛するのが効果的

髭の毛周期を理解すると、無駄なく効果的に脱毛施術を受けることができます。もっとも効果的なのは、成長期の髭が生えそろった時。

この時期にレーザーや光・フラッシュを照射すると、髭が導火線となり毛乳頭や毛母細胞へダメージを与えることができるのです。

「早く脱毛したい・ツルツル肌になりたい!」と思って、毎週脱毛施術を受けても無駄打ちになってしまいます。基本、施術間隔は1ヶ月半位が目安。

毛周期を見極めるのは難しいことなので、施術スタッフと相談しながら適切な施術間隔で照射を受けるようにしましょう。